2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
時々、麻生大臣といろいろ議論するときに、とりわけ金融はマーケット相手に勝負をしているので、なかなかそう簡単に言えないこともあるんだというお話もされるんですけど、ただ、しかし、やはり現状をしっかり認識をする、そしてそれをやはり厳しめに見ていくということは非常に大事なことではないかと思いますが、これは通告はしておりませんが、せっかく総裁お越しになっておりますので、この認識についてどのようにお考えか、もう
時々、麻生大臣といろいろ議論するときに、とりわけ金融はマーケット相手に勝負をしているので、なかなかそう簡単に言えないこともあるんだというお話もされるんですけど、ただ、しかし、やはり現状をしっかり認識をする、そしてそれをやはり厳しめに見ていくということは非常に大事なことではないかと思いますが、これは通告はしておりませんが、せっかく総裁お越しになっておりますので、この認識についてどのようにお考えか、もう
○渡辺喜美君 国債発行というのは、マーケット相手の話なんであって、それはマーケットにしっぺ返し食うようなことをやっちゃいけませんよ。しかし、明らかに悲鳴が起きているんですよ。マイナス金利というのは、もう本当にプレミアムが付いてマイナスになっちゃっているわけですから、それだけ値段が上がっちゃっているということでしょう。足りないんですよ、国債が。
しかし、マーケット相手ですから、いついかなることが起こるかもしれません。ぜひ、移行期間中は、財投の借り入れあるいは政府保証債の運用につきましても、弾力的にお願いいたしたいと思います。 それから、一つの調達手段ではだめだと思います。私どもの債券、社債だけでやりますと、マーケットのいい標的になります。今回、銀行借入金も認めていただきました。